たのしいゲームの楽しみ方。

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パワーアスリート(SFC KANEKO 92年11月27日発売)について-キャラ個別紹介編②-

●百龍(ガオロン)
中国北派剛拳の使い手で武器を扱う。
振りは遅いがリーチに優れた通常技と多段判定でガードされても間合いを大きく離せる必殺技の双飛龍を持っているため距離を保って戦う戦法を得意とする。
懐に飛び込まれると不利になるが、比較的発生の早い裂空鳳で相打ち上等の切り返しが可能。
SFC版、MD版ともにダウンモーションの一部に食らい判定が存在しするバグを持っているため一部の相手に空中くらい、投げなどでダウンを奪われるとジャンプ攻撃などで追撃される唯一の被コンボ体質。対バラキ・キメラに至ってはダイビングローラーで追撃を受けると即死する。

双飛龍(ツェイフェイロン)6+PK
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両手に持った鎌を上下に投げ、孤を描くように相手に投げつける飛び道具。
鎌は複数回の攻撃判定を発生させながら一定距離を進んだ後に上下を
入れ替えて同じ軌道で戻ってくるようになっており戻っていく鎌にも攻撃判定が
存在する。(ヒットするとそこで判定は完全消滅する)
と書くと非常に強力な技だがSFC版には削りダメージが無く、鎌が手元に戻るまで自分は一切動けないので中央ライン以外で出すと隙を作るだけとなる
また高速の突進技を持つウォーレンやキメラが相手だとヒットさせない限り反撃確定となる。
MD版ではガードされた際に削りダメージが発生するようになったが、ノックバックの変更で最大で2~3回(SFC版は4~5回)程度しかガードさせることが出来なくなったため割り込まれやすくなり、ヒットさせても機動力の高いキャラには反撃を受けてしまうよう気軽に打てない技になったため遠距離で先端部分だけを当てるような使い方を強いられる。

裂空鳳(リークーフェン) 8+PK
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タメなしサマーソルトキック
無敵などは無く、引きつけて出すと余裕で打ち負けるので対空として出す時は超早出しで空中の相手につま先を当てる感じで使う。
通常技よりは若干発生が早く、必殺技でありながら動作中に攻撃を受けてもダウンしないという特性を持つので接近戦では相打ち狙いの割り込みで出していく。
横方向の判定は小さいので過信してはいけない。
もちろん、地上ではカウンターヒットさせないとダウンを奪えない。

●バラキ・キメラ
人食い酋長にして暗殺組織のエージェント。
2つ3つのバグ技を持ち、任意に発生させることが容易な為「キメラマジック」
と呼ばれ恐れられている。(よく対戦した実兄との間では、の話)
通常技はパンチの性能が高くけん制や相手のけん制潰しに活躍するが、キックはリーチが短く使い勝手がよろしくない。
けん制の中に必殺技を紛れ込ませて攻め込む奇襲スタイルが基本となる。
勝利ポーズの笑顔がまぶしい。

必殺技
ファイヤー・ストーム 6+PK
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相手に向かって火の玉を打ち出す普通の飛び道具だが発生が遅く硬直も長いので
遠距離でのけん制以外で使うと痛い目を見る。
SFC版では技後の硬直中が切れたタイミングに最速でダイビングローラーを入力するとその場で少し浮き、以降ジャンプかダイビングローラーを出すまで高さを維持できるバグ技(キメラマジック空中浮遊)が可能で、連続で成功させれば高度を上げていける。
浮遊状態になると相手を投げる事ができなくなるが、相手もまたキメラを投げることが出来なくなるので体力リードから浮遊を発動すると完全防御が完成する。
なお、MD版ではキメラマジックは使用できない。

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ダイビングローラー 4タメ6+PK
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体を丸めて相手に突進するオーソドックスな突進技で攻撃判定が複数回発生するが
連続ヒットするわけではない。
タメ時間に応じて段階的に移動距離と速度が上昇し、移動中にレバー上に入れること
で任意で軌道を高く変更できる。(これも書いてる人少ないよね)
なお、軌道の終点を空中にしても技が終わると地上にワープするので隙は変わらない。

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タメ時間による移動距離の変化を利用して目の前で停止してヒットさせず、投げを
狙いに行くフェイントとしても使用可能でありかなり強力。

百龍限定だがダウンした状態の相手にダイビングローラーを重ねることで複数回ヒットさせ大ダメージを与えるテクニックも存在する。
空中の相手に攻撃を当ててダウンさせた後や投げを決めた後にバウンドしている相手にタイミングよくにダイビングローラー最大タメを重ねると吹き飛んでいる百龍にダメージが入り、画面端などの場合は一瞬にして体力を奪い、場合によっては即死も。

MD版ではガード時に削りダメージが追加されたがタメ時間による移動距離の変化が4段階から3段階に減少し、画面端の相手に対して最大タメローラーをガードさせても密着状態にはならなくなったのでそこからの投げが狙いにくくなったが、同時に反撃を受けにくくもなり接近手段としては有用になった。

●ニック
闘牛士でありながらキメラと同じ暗殺組織の一員。
CPUはボス格扱いで必殺技をガードすると体力を削ってくるが、対戦で使用する場合は削り性能は削除される。
パラメータ的には優れているため操作性は良いのだが必殺技の性能が致命的に低く頼れるものが無いので判定強めの立ちP、ジャンプPでなんとか切り込んで投げていくしかない。
SFC版ではジョー同様に画面端で投げが使えなくなるという弱点を持つ。

必殺技
キラーネイル 4タメ6+PK
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3本のナイフを同時に投げつける普通の飛び道具(ヒット数は1)
弾速が若干早いような気もするが硬直は他キャラとほぼ同じなのだが、ニックは
この技に頼らざるを得ない。
もう一つの必殺技が役に立たないからだ。
MD版ではガード時に削りダメージが追加されたので遠距離での牽制兼ダメージソースとなり得る。中央ラインに陣取ってガンガン撃とう。

ダンスストーム 2+PK(説明書のコマンドが間違ってます)
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ブレイクダンス風の蹴りを3回繰り出しながら相手方向に若干移動する打撃技。
多段技だがヒットしていようがガードされていようが1段目と2段目の間に割り込まれる上、1段目を食らった後に相手がノーガードでも2段目が当たらない仕様のため、最大でも2発しかヒットしない。
ガード時は3回ガードになるが対戦時は削りダメージが無くどこでも割り込まれるので何の意味も無い。
一応姿勢が低くなるため、高い打点の技をかわしながら攻撃できる利点はあるが前述の理由から与えたダメージ分そっくり返ってくるのが約束されているので出すだけ無駄。
しかし初段の判定が強く、舞王のジャンプキックすら一方的に撃墜可能なので対空として活用しての信頼度は極めて高い。
MD版では削りダメージが追加されたがノックバックが大きくなった関係で画面端では絶対に1回しか相手に触れることが出来ず、ほぼ反撃を受ける。

●ランカー(一人用モード最終ボス CPU専用だがPAR等で使用可能)
世界最強の男らしい。設定などは一切不明。
最初は腕を組んだ状態の立ちポーズで登場し、行動や通常技の性能が抑え目になって
いるがこちらが一定ダメージを与えることで構えポーズに変化する。
構え後は通常技の性能が強化(高速化、多段化)され、CPUの行動も攻撃的に変化し
ウンドを経ても構えモードが継続される。

必殺技
サンダーフィスト 6+PK
前方に電撃を纏ったストレートパンチを繰り出す技で発生が早い上にリーチが長く
ヒット時はダウンする。
CPUはこれを連発してくることがあるが削りダメージが設定されておりガードして
いても体力を削られるので注意。

飛び道具(名称不明) 4・6+PK
アッパーカットの動作で前方に飛び道具を放つ。
ボスキャラだけあって他キャラの飛び道具に比べ硬直が短い上、振り上げた腕自体に
攻撃判定が発生しているため相打ち気味ながら対空技としても機能している。
バグがあるのか飛び道具部分は頻繁にガード不能になることもある。
基本的に弾速はさほど早くないのでおちついて垂直ジャンプで回避したい。

ランカーは通常では使用できないキャラだがPAR等の改造コードで使用可能。
腕組み状態では上下移動は出来るものの横移動が出来ないので横要素を入れながら
のジャンプかまたは斜め要素を入れてライン移動しつつの入力が必要になる。
体力を1/3ほど減らされると構えモードに移行、他キャラ同様に行動可能になり同時に通常技も強化される。
サンダーフィストはリーチと発生、削りダメージが当然優れておりこれだけ撃っていればいい感じがする上に有効になっており当然ながらSFC版で唯一の削り能力保持。
飛び道具は相手が画面端にいるときに中央付近で出すと飛び道具部分がガード不能になる現象が起こるため貴重なガード崩しの手段となる。
また飛び道具部分の当たり判定が非常に低いのでダウンした百龍に追撃として当てることが可能。