たのしいゲームの楽しみ方。

好きなゲームとか。格ゲーとかについて不定期に書き散らします。ついったのIDはdex93289677

パワーアスリート備忘録 小ネタ編

もうずいぶんとネタが枯渇してきたがいくつか新しい情報を掘り出したりしたので

①対百龍限定コンボ

今までダウン中の百龍に対する追撃可能技はバラキのダイビングローラーだけだと思い込んでいたが、ツイッター上で交流のある方に着想を得て再チェックしたところ複数キャラで追撃可能であることが判明したので掲載。
ダウンした百龍に対して追撃可能なキャラと技は現状では以下の通り。
■バラキ・キメラ ダイビングローラー、着地寸前でジャンプパンチ
■ランカー 飛び道具必殺技
■舞王、百龍 着地寸前でジャンプキック
追撃は百龍が地面に落ちてバウンドした後に再度地面についた瞬間に重ねよう。
もちろん、ランカーや同キャラ戦は改造コードを用いないと実施できない。

②ランカー ガード不能
ランカーの飛び道具(46+PK)を特定の間合いで出すとガード不能になるという小ネタ。
投げ以外にガードを崩す手段のないゲームにおいてガード不能飛び道具が脅威になりそうだがもっと便利なサンダーフィストに削り性能が付いているのであまり意味はない。

③飛び道具消失バグ

飛び道具をヒット/ガードされた直後に判定が交差しないラインへ移動、相手の硬直が直後に飛び道具を撃つと本来出るはずの弾が消滅してしまうというもの。
フェイント以外の実用性は今の所ない。

とらいあんぐるフォース ショートデモ版(製作サークル EXs様)

・とらいあんぐるフォースとは?
ジャンル:人外対戦格闘
本作はとらいあんぐるハートのキャラクターが登場する格闘ゲームのデモ版で、同人ソフト体験版集「ふぁ~すとふ~ど」3号店に収録されたものです。
とらいあんぐるハートはシリーズを跨いで超常的な力を持つキャラや暗殺術、格闘技を見につけたキャラが多数登場する格闘ゲーム向きの世界観で同人格ゲーブームの折には複数の企画が立ちあがった様ですが、結局リリースされたものはありませんでした。
こちらのとらいあんぐるフォースもそのひとつです。


とらいあんぐるフォース ショートデモ版

○動作環境
OS:Windows98(SE),Me,2000Professional(XP系は未定)
DirectX:8.0必須 推奨8.1以降
CPU:PentiumII 300MHz以上,K6-2 300MHz以上
RAM:96MB以上
グラフィックボード:16MB以上のVRAM
nVIDIA:GeFORCEシリーズ,ATI:RADEONシリーズ,Matrox:MillenniumG450以降の何れか。
(上記以外のチップは現在サポート外です)
ディスプレイ:16bitまたは32bitカラーで表示可能なもの(32bit推奨)
サウンドボード:DirectSoundに対応しているもの

○登場キャラ
とらいあんぐるハートより「綺堂さくら」
とらいあんぐるハートより鷹城唯子、野々村小鳥、千堂瞳、御剣いづみ、菟弓華、春原七瀬、井上ななかが予定されていた。
1、2、3をそれぞれのタイトルごとに分けてリリースし、最終的にはメインキャラ全員と原作で固有グラフィックを持つサブキャラも登場させる構想もあった模様。

○システム解説
・バイタル/メンタルゲージ
バイタルとメンタルという2つのライフゲージが存在し攻撃を受けるとバイタルが減少、バイタルが0になるとダウンしメンタルが現象、メンタルが0になると敗北するというもの。

・タクティカルゲージ
攻撃することで上昇し、時間経過で減少。
ゲージ量に応じて攻撃力が上昇するが同時に硬直も増加。

・エレメント
キャラクターの基本性能に対して影響を持つ4つの要素で組み合わせ次第で他のシステムにも影響を与える。
基本性能への影響力はフォースゲージの量に比例する。
地:防御力上昇 機動力減少
水:回復力上昇 攻撃力減少
火:攻撃力上昇 回復力減少
風:機動力上昇 防御力減少

・エレメントアビリティ
エレメントの組み合わせには個別に特定のアクションが設定されておりフォースゲージを消費する事で発動できる。

・フォース
上記のエレメントを4つ選んで組み合わせるシステムで、その組み合わせはプレイヤーが自由に選択可能。
キャラクターの基本性能に選択したフォースの影響を加味したものが最終的なキャラ性能となる。

○所感
サークルロゴ→タイトル背景?→ボタンを押すとゲーム開始となり画面上に綺星さくらが4体配置された画面が表示されます。
画面上のタイムカウントが0になるまで1Pと2Pでそれぞれキャラクターの前後移動、ジャンプのみが可能ですが、立ちポーズ固定で攻撃動作やモーションなどは一切入っていません。また、カウントが0になるとプログラム自体が終了します。
画面下のFPS表示などで動作の安定性を確認するためのショートデモ版とのことでしたのでゲーム性は皆無です。
システム解説で様々な要素を説明していますがこれらは開発サークルのHPから拾ってきた文章を元に起こしたものでデモ版には一切収録されておりません。
また、ショートデモ版の後にコミックマーケット62で体験版が配布されたようですが、内容はあまり変わっていないようです。
(C62 配布体験版は未入手)

アーカイブサイトで確認できる資料から推察するとキャラクターとエレメントの組み合わせによってキャラの性能を平均化することも特化させる事もできるようでしたので、形になっていたら面白いものになっていたのかもしれません。

とらいあんぐるハートはシリーズを通してとても思い入れのある作品なので、同人格闘ゲームとして形になったものを見て見たいものです。

あすか120%リターンをWin10にインストールする方法

あすか120%リターンはインストーラなどの都合でWin7以降のOSではそのままインストールする事ができず、Win10ではインストールフォルダをコピーするなどしても起動することが出来ませんでした。
しかし、この方法を使用することで仮想PC上ではなくWin10上であすか120%リターンのインストール~起動が可能になります。
また、この方法で起動すれば色化けの無いウインドウモードで快適にプレイ可能になります。(Win7でも可能)

‐‐先ずは準備をしよう‐‐
インストールに際して必要なソフトなど。
下記のものを用意、DLしておいてください。
あすか120%リターン BURNING Fest.RETURN ディスク
なお、公式で配布された1.06パッチはアーカイブサイト等で入手できます。
※DL版では本ページで紹介するインストール方法は使用できません。
パッケージ版を各自購入してご用意ください。
2023/01/04追記
現行DL版は解凍することで1.06パッチ適用済みインストールフォルダが
出来上がるので手順6のDxWnd設定から始めてください。
(音楽データは同梱されていないので_inmm238の設定も不要です)
旧DL版を購入済みの方は再DLする事で最新版を入手できます。


②InstallSheild Engine 3.0
http://toastytech.com/files/setup.html
製品のインストーラWIn7以降では動作しないのでこちらに置き換えます。

③DxWnd (Ver2.05.47)
https://sourceforge.net/projects/dxwnd/files/Latest%20build/
フルスクリーンのみで動作するソフトを強制的にウインドウ表示させるプログラム。

④_inmm238
CD-DA音源のゲームをMP3等に対応させるプログラム。
そのままでは音楽が鳴らないためこちらを使用します。

⑤仮想PC環境
ファイルの取り出しで躓いた場合、必要になったりならなかったり。

‐‐インストール手順‐‐
ここから本編。
分からない事があったら単語をGoogle検索!

・手順1
ディスク内のあすかSETUP.EXEプロパティを開き互換性のトラブルシューティング→推奨設定を使用→プログラムのテストの順にクリックすると一時ファイルの展開が始まります。

・手順2
一時ファイルの展開が完了すると「サポートされていない16ビットアプリケーション」の警告が表示されるのでウインドウ内に表示されたフォルダへ移動、「DISK1」という名称のフォルダをコピーして任意の場所へ貼り付けます。(切り取りはしないこと)
コピーが完了したらインストールを中止してインストーラーを終了します。

※手順2の方法で一時ファイルが展開されない場合
環境によっては展開に失敗する場合もあります。
この場合はXP以前の環境の仮想PC上で手順2までを進めることでDISK1フォルダの取出しが可能になります。
手順2の警告は表示されずそのままインストール画面へ移行するので、ここで一時ファイルの生成先を開いてDISK1フォルダをメインPC側の任意フォルダなり別メディアなりにコピーします。

例として自分が使用していたWindows7のXPモードの場合は
C:\Documents and Settings\ユーザー名\Local Settings\Temp\~EXB0000\DISK1
(~EXB0000の末尾の数字は変動すること有)
にインストール用一時ファイルが生成されました。

上記作業でDISK1フォルダをコピーできたら手順3へ。


・手順3
準備でDLしたInstallSheild Engine 3.0を展開し、生成される「setup32.exe」を手順2でコピーしたフォルダの中へ投入し、互換設定を「XP(SP3)」に変更して実行するとインストールが始まります。

・手順4
インストールが完了したら準備でDLした1.06パッチをあてます。
圧縮された1.06パッチを展開し、生成されたファイルをあすか120%リターンがインストールされたフォルダにコピーしてください。
初期版を遊んでみたい方はここでインストールフォルダを別の場所にコピーしておきましょう(基本不具合修正なので初期版を遊ぶ意味はあまりないです)
これでゲーム自体のインストールは完了です。

・手順5
音楽を鳴らす為に_inmm238を導入します。

_inmm.dllのホームページ | S.R.I.

_inmm238の準備~導入については上記HPに詳しく乗っておりますので各自で準備、設定を行ってください。


・手順6
DxWndを設定します。
準備でDLしたDxWndを展開し任意の場所に置きます。
設定後はフォルダを移動させると面倒な事になるので、動かす必要が無い場所に設置しましょう。
設定手順1
f:id:dex660:20200322162822p:plain
DxWndを起動するとこのようなウインドウが表示されます。
メニューのOption内にあるExpertmodeにチェックを入れてください。
この状態であすか120%リターンの実行ファイル「あすかリターン.exe」をウインドウ内にドロップすると下のような設定画面が表示されます。

f:id:dex660:20200322162704p:plain
設定画面では上記のMainの他Compat.、inputの設定を変更します。
Mainタブ設定箇所
1.Generic→No bannerにチェック(任意)
チェックを入れるとゲーム起動時に表示されるDxWndロゴを飛ばせます。

ComPat.タブ設定箇所f:id:dex660:20200322163609p:plain
1.Tweaks→Handle Exceptionsにチェック
2.Tweaks(2)→Virtual Heap(Win95/98 Compat.)にチェック
3.Fake Version→チェックを入れ、Win98/SEを選択(任意)

inputタブ設定箇所
f:id:dex660:20200322164120p:plain
1.DirectInput→Hook dinputにチェック

‐‐ゲームの起動‐‐
上記作業が完了したらOKをクリックして変更を保存し、DxWnd内のあすかリターンをダブルクリックします。
設定が完了していればウインドウが開きゲーム画面が表示されます。
下図の様に起動時のメーカーロゴは表示がおかしくなりますが、それ以降のゲーム部分は問題なく表示されます。
f:id:dex660:20200322171135p:plain
詳細な設定は各自のPC環境に合わせてDxWndを調整してみてください。
ゲームパッドについては自分の環境では基本設定完了時点で問題なく使用できましたが、JoyToKeyなどの入力変換ツールを使用することも出来ます。

実は現状ではソフトを入手する事が一番高いハードルな気もするのですが、皆様に是非ともチャレンジしていただきたいです。

そしてインストール方法を究明してくださったきゃど先生に最大級の感謝を。

BrandNewFight Ver2.00(製作サークル LibertyWorks様)

C59(00/12/29~30)にてLibertyWorksが有償頒布していたLeaf作品(ToHeart、痕)のキャラが登場する対戦格闘ゲームです。

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f:id:dex660:20190728184829p:plain
■動作環境■
OS:Windows 9x 系(95、98、ME) Windows 2000(NTは不可)
CPU:Pentium 200 MHz 以上(推奨)
メモリ 64 MB以上(推奨)
ビデオカード 320 x 240、256色(推奨)640 x 480、256色(必須)
音源 MIDI及びCDDAの再生が可能なもの(推奨)
その他 DirectX 7 以上(必須)
2軸4ボタン以上のゲームパッド×2(推奨)

Windows7ではそのままでは動作しませんでしたが、強制窓化ツールを使用する事でウインドウ上にてプレイする事ができました。
なおVer2.11のパッチを当てると特定状況で処理落ちが発生するようになるので可能な限り上記の対応OSにで動作させることをお勧めします。

■基本情報■

1vs1、先に相手の体力ゲージを空にしたほうが勝者となるオーソドックスな2D対戦格闘ゲームです。
登場キャラクターは
ToHeart 
 神岸あかり松原葵姫川琴音、マルチ、来栖川芹香、姫川ご○き
・痕
 柏木楓柏木初音
の8キャラとなっています。
このうち来栖川芹香はVer2.00からの追加キャラ、姫川ご○きは隠しキャラです。

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●体力システム

体力ゲージ周りのシステムとして被ダメージ後、時間経過で回復可能なリカバリアブルダメージが設定されており残体力が緑色、ダメージが赤色、回復可能ダメージが黄色で表示され、緑色の残体力が0になると敗北となります。
(黄色のリカバリアブルダメージが残っていても敗北)

●ガードゲージシステム
ガードゲージはパーセンテージで表示されており相手の攻撃を防御すると減少、地上にいるときに0%に到達するとガードクラッシュが発生し一定時間行動不能になります。
空中にいるときはガードクラッシュは発生しません。(着地まで0%で維持される)

●SPゲージシステム
いわゆる超必殺技ゲージは最大3本までストックすることが可能。
ゲージはEX必殺技、超必殺技のほか各種特殊動作を行う際に必要になります。

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●スタイルシステム

使用するキャラクターを決定後、Active、Passive、Autoの3つのスタイルから1つを選択することが可能で、それぞれに下記のような特徴があります。
Active:攻撃力上昇 、ゲージ回復速度低下、 ガードブレイクが使用可能
Passive:防御力上昇 、ゲージ回復速度上昇 ガードキャンセルが使用可能
Auto:攻撃力低下、防御力低下 オートガード使用可能 

■操作説明■
・8方向+4ボタン(弱、中、強、同時押し)
キーボードについては同時押しが認識されない事があるため推奨されません。

ダッシュ(キャラによりステップ)
相手方向へレバーをすばやく2回入れることで前方へ、相手方向の逆側へレバーをすばやく2回入れることで後方に素早く移動。
キャラクターによってステップであったり、無敵移動であったり性能が異なります。

・ハイジャンプ
地上でレバーを下に入れてから素早くジャンプ入力する事で通常より高度と速度に優れたハイジャンプ可能。
ハイジャンプ時は残像が発生するので見た目で判別可能。
・ジャンプキャンセル
通常攻撃ヒット、またはガード時にジャンプ入力することで硬直をキャンセルしてジャンプ、またはハイジャンプすることが可能。

・投げ
相手の近くで攻撃ボタン2個同時押しで発生。
投げというよりも密着時のみ発生するガード崩しのような性能になっておりダウンを奪ったりするものは少ないがキャンセルをかけることができるので追撃が可能です。

・必殺技
キャラごと個別のコマンドで発動。
特定の技のみコマンド+強ボタンで入力することでゲージを50%消費する代わりに性能が強化されたEX必殺技を使用可能になります。

・EX技
SPゲージを1本(技によっては3本)消費して発動するいわゆる超必殺技。
必殺技、EX必殺技をスーパーキャンセルして出すことも可能です。

・ガードブレイク
Active選択時、236+同時押しで使用可能な特殊行動。(要1ゲージ)
発生は遅いが相手にガードさせるとガードゲージの残量を問わずガードクラッシュを誘発します。

ガードキャンセル
Passive選択時、214+同時押しで使用可能な特殊行動(要1ゲージ)
コマンド入力後に防御姿勢を取り、そこで相手の攻撃を受けると反撃を繰り出す当身的なカウンター技。ガード中に入力すると普通のガーキャン風につかえます。
ヒット後は相手が吹き飛ぶので追撃が可能。

・オートガード
Auto選択時に発動し、自動的に適切なガードを行ってくれる親切システム。

・ハイパーラッシュ
SPゲージが2ゲージ以上あるときに22+同時押しで発動する特殊行動。
発動後はキャラごと個別の特殊能力が発動。
ゲージが0になる、ダメージを受ける、またはEX技を使用すると効果終了。
発動中は一部の技が使用不能になるので注意しましょう。

HEROINE Spirits 体験版 (製作サークル Heilige Abenddaemmerung様)

Heilige Abenddaemmerungというサークルが開発していたTacticsおよびKey作品の登場人物が登場する対戦格闘ゲーム、の体験版です。
C59(00/12/29~30)およびC61(01/12/29~30)において体験版が有償配布された後にサークルHPにおいてBGMデータを削除した軽量版がDL可能になりました。
※HPが削除されているため現在は閲覧、DLは出来ません。
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(↑体験版タイトル画面)
体験版での使用可能キャラは瑞佳とみさき先輩の2名で対CPU戦(瑞佳、みさきと1戦ずつ)、対人戦が可能。

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キーコンフィグ等は無く、Windows7環境ではJoyToKeyを噛ませてもボタン設定の変更が出来ません。

●基本操作
[ESC]強制終了
-1P- -2P-
[G]コマンド移動上/↑ [↑]コマンド移動上/↑
[B]コマンド移動下/↓ [↓]コマンド移動下/↓
[V]コマンド移動左/← [←]コマンド移動左/←
[N]コマンド移動右/→ [→]コマンド移動右/→
[A]弱パンチ [L]弱パンチ
[S]強パンチ [+(;)]強パンチ
[Z]弱キック [>(.)]弱キック
[X]強キック [?(/)]強キック


■システム■
・大ジャンプ
地上で下・上。
大ジャンプ中は左右移動可能。

エリアル攻撃
始動技が各キャラに設定されており特定の攻撃をヒットさせると発生。
ヒット時に上を入力しておくと自動的に大ジャンプで追跡する。

・2段ジャンプ
エリアル発動時の大ジャンプ中、再度上。
大ジャンプ中のみ可能で通常時は2段ジャンプは使用できない。

・ふっとばし攻撃
各キャラとも強攻撃同時押し。
ヒット時に相手を大きく吹き飛ばす。

ガードキャンセル
ガード中に強攻撃同時押し。
ゲージを消費する代わりに全身無敵のふっとばし攻撃が発生。

・地上受身
ダウン時、地上につく直前に上。

・空中受身
空中でダメージを受けた後、一定定時間経過後攻撃ボタン。
受身を取らないと延々とお手玉される。

チェーンコンボ
攻撃の強弱、立ちしゃがみに関係なくあらゆるルートでチェーン可能だが
チェーン中に出した技はチェーンが終了するまで使用できない。
またチェーン中は弱攻撃の連打キャンセルが不可能となる。

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ゲーム画面です。
画面下部にある上下2列のゲージはいわゆる超必殺技ゲージですがゲージを複数ストック可能で1本分溜まるごとに上段にストックアイコンが表示されていきます。

個別解説

●長森瑞佳
攻撃モーションなどに特にモチーフとなるキャラは存在しない模様。
瞬間移動、ステルス、時間停止など必殺技はトリッキーなものが多い。

26+P攻撃ボタン ブレス
その場で黒い霧のような冷気?を相手に吹きかける必殺技。
射程は短く発生も遅いので連続技に組み込むことは出来ない。
ただしヒット時は相手を凍結させて一定時間行動不能にするのでそこから追撃が可能。

24+攻撃ボタン  ワープ
瞬間移動。
ボタンに応じて出現箇所が変わる。
空中に出現した後は通常のジャンプ時と同様の行動が可能。

22+強攻撃ボタン ???
一定時間(約1秒間)自分の姿を消す。
姿が消えている最中も移動や攻撃は可能だが攻撃を受けるとステルスは解除される。

☆超必殺技
63214+両P 時間停止
長い発動モーションの後に時間を止めて相手キャラを行動不能にする。
発動中は相手はガード含めた操作の一切が不可能、発動時点のゲージ量に応じて停止時間が延びる(ゲージは全消費)などジョジョDIOなどが使用するそれと同じ。

川名みさき
通常技、必殺技の多くは餓狼MOWのロック・ハワードがモチーフとなっている。
ただし烈風拳は無い。

26+弱Pボタン  突進α
前方ダッシュで相手の目の前まで移動してからの中段打撃技。
強攻撃キャンセルで連続ヒットになるのでコンボにもつかえる。
餓狼MOWのロックが使うレイジラン・Type「ダンク」に酷似している。

26+強Pボタン  突進β
前方ダッシュで相手の目の前まで移動してからの下段打撃技。
こちらは下段でコンボにも組み込めるが硬直が若干長め
とはいえαと大差ないのでコンボではお好みのほうで。

24+K攻撃ボタン 当身上下
当身技。技名は上下となっているが、現状は区別無く当身可能。
弱で取ると立ち強P、強で取るとしゃがみ強Kで反撃する。
製品版では弱で上段、強で下段当身になる予定だった模様。

超必殺技 
632146+強パンチ レイジングストーム
ロック版レイジングストーム
なので発生が早く対空として有用なほか連続技に組み込む事ができる。


■所感■
演出が地味でキャラクターの動きが小さかったり、ゲーム速度が全体的に遅めではあったりはするものの入力受付やコンボ時の爽快感は決して悪いものではなく未完成ながらもストレス無くしっかりと遊ぶことが出来ます。

ただし体験版なので
・対CPU戦中はラウンド開始時わずかではあるがCPU側が先行して行動可能。
・ラウンド終了時の死体蹴りが苛烈でダウンした側に攻撃を加え続ける事が可能で攻撃がヒットし続ける限り次ラウンドへ移行せず、攻撃がヒットするごとに双方のゲージが溜まっていく。
・上記ラウンド終了後の行動中に瑞佳の超必殺技(時間停止)を使用すると演出中にラウンドが切り替わり、ラウンド開始前から時間停止が発動する。
といったバグも存在します。

また、有償配布された体験版ディスクは上記とは別のVerも存在しそちらはあゆ、みさき先輩、真琴の3名が使用可能な模様です。(こちらはYouTubeに動画があります)
Heroine Spirits ~秋子降臨~ 体験版

あすか120%リターンインストール実験備忘録


マイブームが続いているあすか120%リターンを正式対応外のOSの幾つかにインストールして動作検証してみたのでその結果など。
ちなみに正式対応しているOSはWindows95/98です。

WindowsXP(32ビット版)
通常の手順でインストーラからインストール可能。
フルスクリーンであれば特に設定を変更することなくゲームもプレイできる。
ただしBGMがCDDAである為プレイ中のBGMが鳴らない。

●WIndowsVista
環境がないので未検証。

Windows7(64ビット版)※32ビット版は未検証
インストーラが16ビットである為64ビット版では通常の手順でインストール不可。
インストーラが正常に動作するPCでインストールを済ませたフォルダやXPモードなどの仮想環境で展開されたゲームフォルダをWin7側の任意のフォルダにコピーすればゲームは動作可能。
ただしこちらもBGMは鳴らない。

2020/03/22追記
※下記Win10へのインストール方法と同じ手順でインストール~起動可能。
またこの方法でインストールした場合、ウインドウモードで色化けや処理落ちなどの無い快適リターンがプレイ可能になる。

Windows8
環境がないので未検証。

●Windows10 
2020/03/22追記

Window10上でのインストール~動作方法が究明されたので記事化しました。

インストーラからの展開不可。
正常にインストールされたゲームフォルダをコピーしても動作不可。
EXEの互換性やカラーモード、解像度を制限しても動作不可。
Windows7仮想マシンを走らせればその上でプレイできるかもしれないが未検証。

●全体
通常は全画面モードのみでウインドウ表示はできないがD3DWindow等のツールを使用すればウインドウ表示可能。
ただし色化けや処理落ちなどが発生するため快適なプレイは望めない。

BGMに関しては最初期版はinmmが対応しているので然るべき準備をしてパッチを当てれば音楽を鳴らすことが可能だが最終版である1.06はWindowADKの互換性ツールで手を加えないとinmmでパッチを当てる事ができない。
それさえ済ませればWindowsXP、7でもBGM付きでプレイ可能。

番外編
ダウンロード販売されているあすか120%リターン
2022/05/19追記
あすかリターン.EXEが1106修正ファイル適用済みのディスク版と同じものに更新されたためファイル展開後に窓化ツールを使用すればプレイ可能になりました。
ただし、マニュアル無、音楽無しという状況はそのままです。
ゲーム内容は最終修正ファイルである1.06適用状態になっている点と、初回起動時に登録したDL販売サイトのIDとパスで認証が必要な点以外はディスク版と同じ。
DLするファイルは展開するだけでゲームプレイが可能になるためインストーラが動作しない環境でもインストール後の状態に持ち込む事は可能。
ただしCDDAデータやそれに相当する音楽データは同梱されていないのでBGMは鳴らず、取扱説明書のデータも同梱されていないのでコマンドや操作方法の確認などもできない。

あすか120%リターン BURNING Fest.RETURN(1999年9月24日 発売)

PSにて発売された「あすか120%ファイナル」からおよそ4ヶ月後にリリースされたシリーズ最新作にして現時点での最終作です。
同シリーズ他作品に比べてあまり情報が残っていないのでここにおおまかに記載しておきます。

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■基本情報■
プレイステーション用ソフト「あすか120%FINAL BURNING Fest」をベースとしてWindows95/98用ソフトとして発売されました。
基本的な画面構成やグラフィックはファイナルとほぼ同様ですがシステムや操作系などに変更が加えられたことで新しいゲーム性を獲得しています。

動作環境
OS…Windows95/98(それ以降でも動作は可能)
CPU…Pentium166MHz以上(PentiumⅡ 233MHz以上推奨)
メモリ…16MB必須/32MB以上推奨
HDD容量…230MB以上必要
DirectDraw対応で640×480ドット、256色以上表示可能なグラフィックボード
DirectX6以上

上記のようにソフト自体が古く現行OS上にインストールしても起動できない場合やインストールすらできない場合があります。
対処法についての詳しくは下記のリンクよりご参照ください。
あすか120%リターンインストール実験備忘録 - たのしいゲームの楽しみ方。

■グラフィック、演出面での変更点■
・残像、エフェクトの大幅削減
攻撃ヒット時の各種エフェクトや残像処理などの多くが省略され簡素になっています。

・壁叩き付け発生時の強制スクロール削除

既存作では壁叩き付け属性技がヒットした際に吹き飛ぶ側のキャラに合わせて画面が強制スクロールしていましたが、今作ではこの演出は削除されています。
代わりに技ごとに異なる距離を吹っ飛んだ後にキャラが画面端に到達した時点で叩き付け状態となります。
吹っ飛び時は大きくスクロールしないため攻撃側が画面外からダッシュしてくる演出もカットされておりスクロールに押されて同時にスライドします。

■システム面での変更点■
・ゲーム速度の低下
対戦時の速度が概ねリミテッドと同じくらいに変更されています。
・ダウンゲージ廃止
リミテッド以前の体力ゲージ方式になりダイレクトに体力を奪い合う方式に変更されました 
・中攻撃ボタン廃止
ファイナルで独立していた中攻撃ボタンが廃止になり前要素+弱攻撃の入力方式に変更されました。 
ジャンプ攻撃に関しても同様です。
・しゃがみカウンター廃止
ファイナルで追加された攻撃モーションは削除となり、リミテッド以前と同様にしゃがみ状態でも立ちカウンターと同じ技が出るよう変更されました。
・スーパーラッシュ廃止
体力ゲージシステムの変更に伴って削除され、同条件で使用可能な超最終奥義が追加されました。
・超最終奥技追加
バーニングゲージ120%時に使用可能な強力な必殺技が全キャラに追加されました。
威力は今までの最終奥技を上回りますが、コマンドが成立した時点でゲージが0%に戻ります。
コマンドはキャラごと個別に設定されています。
・コンボ制限の変更
今までのステージ端到達での受身に加えて以下のような変更があります。
・地上食らい…ヒット数が30を超えると一部のロック系の攻撃を除き状態を問わず相手が吹っ飛び連続攻撃が中断されます。
・空中食らい…ヒットごとに当たり判定の消失と受け身不能時間が短縮されていき10ヒットを超えたあたりで一気に短縮されるようになります。
ただし発生の早い攻撃を繋ぐことである程度は継続可能です。
コンボのヒット数自体で判定しているので地上コンボから空中コンボに繋いだ場合も10ヒットを超えた時点でほぼコンボが途切れます。
・横吹き飛び削除
きりもみ回転しながらの放物線状吹き飛びが削除され、壁たたきつけに統一。
・地上喰らいモーションが立ち喰らいに統一
しゃがみ状態で攻撃がヒットした場合でも立ち状態でヒットした場合と同じ挙動をするよう統一されました。
・壁叩き付け属性技の仕様変更
先述のとおり壁叩き付け属性技ヒット時の演出が変更になりましたが、今回の壁叩きつけはステージ両端に叩きつけられた場合以外では受身不能となりました。
また、ステージ端で受身に成功してもたたき付けダメージは回避できません。
・3vs3のチームバトルモード追加
新要素としてキャラクターを3名選んで戦うモードが追加されました。

 
■キャラクターの調整、変更点■
・通常技、必殺技の構成や性能の調整
モーションや攻撃速度の変更、技自体の差し替え、ヒット時の効果が変更されているものなどがあります。
またダッシュ攻撃、カウンター攻撃を除く全ての通常技の発生、持続、硬直をダッシュ、ジャンプや上位の攻撃動作などでキャンセルできます。
※キャラクター毎の変更点は別途記載予定(あくまで予定)
・古館伊知子がデフォルト参戦
ファイナルでは隠しキャラであった古館伊知子が最初から全モードで使用可能。
扇ヶ谷鉄子と新堂学院長は引き続き隠しキャラで特定条件達成でストーリーモード以外で使用可能となります。
扇ヶ谷鉄子…あすかorかりなでストーリークリアで解放(難易度は問わず
新堂源一郎…ななorしのぶでストーリークリアで解放(難易度は問わず

今回はここまで。