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たのしいゲームの楽しみ方。

好きなゲームとか。アイマスとか格ゲーとかについて不定期に書き散らします。ついったのIDはdex93289677

ヴァリアブル・ジオ シリーズについてその①

今回は1993年からスタートした格闘ゲーム「ヴァリアブル・ジオ(以下V.G.)」シリーズ
についてそれぞれの特徴を簡単にまとめてみます。

■V.G. -ヴァリアブル・ジオ…PC-9800シリーズ 
・1993年7月9日発売 
・おススメ度:2 木村貴宏氏が好きなら是非。
記念すべきシリーズ第1作でキャラクターは総勢6名。
攻撃はパンチ、キックの2ボタンで強弱の区別は無く、キャンセルもないので格闘
ゲームとしての完成度は低くあまり真面目な対戦に耐える代物ではありません。
木村貴宏氏の原画はすばらしいのでそこは見る価値あり。

■ADVANCED V.G(以下A.V.G.).…PCエンジン(SCD)
・1994年7月発売
・おススメ度:3 対戦ツールとしてよりも、コレクションアイテムとして。
上記V.G.を家庭用に移植したもので18禁要素が排除された代わりにボスキャラを含め
5人の新キャラ追加と完全新規でのストーリーモードが追加。
プロの声優が起用されほぼフルボイスになる等CD-ROMの容量を活かしています。
攻撃に強弱が設定され、各技の性能が調整されたりとある程度格闘ゲームとしての
進化も見られますが、対戦ツールとしては厳しい出来です。
しかしただの移植から一歩踏み出し、以降のA.V.G.シリーズの橋頭堡となった記念
すべきタイトルです。

■V.G.II -姫神舞闘譚-…PC-9800シリーズ
・1994年11月発売
・おススメ度:1 新キャラ3人を見たい、という人だけが買えばいいと思います。 
初代V.G.の6人にA.V.G.ボス2名を除く3人と新キャラ3人を追加してキャラクターや背景
などグラフィックも全て新たに製作されて発売となった続編です。
キャンセルや超必殺技などが追加されゲームシステムも進化していますが、最も肝心
なゲーム部分の出来が非常に悪く、操作性や対戦バランスに難があり普通に対戦する
ことすら困難な完成度になってしまっています。
後に致命的な不具合の修正と新たにジオアタックゲージ(超必殺技ゲージ)や新技追加や
ゲームバランスの調整を施したVer2.1パッチが雑誌付録でリリースされました。


■スーパーヴァリアブル・ジオ… スーパーファミコン
・1995年7月発売
・おススメ度:2 PS,SSを持ってないけどどうしてもA.V.Gで対戦したいという人は。
PCE版A.V.G.の移植版ですがキャラグラフィックは全て描き起こされ、各キャラにほぼ
V.G.Ⅱ準拠の超必殺技が採用されています。
ROM容量の都合で対戦中以外のキャラクターボイスとストーリーモードが削除されて
おり、ストーリーモードにのみ登場するA.V.G.のボスキャラ2人も登場しません。
操作感覚は良好ですがキャラサイズも小さく、サウンドやSEも貧弱なので全体的には
盛り上がりに欠ける感じです。
ハードを持っているならPS版を購入したほうが良いです。

■ADVANCED V.G.…プレイステーション
・1996年4月発売
・おススメ度:3 SS版を買うくらいならこちらを。ちゃんと対戦できますよ。
こちらもPCE版A.V.G.の移植ですが、グラフィックはセルアニメ風のデザインで全て新たに描き起こされ、システムもPCE版とSFC版を融合させたものになっています。
SFC版では削除されていたストーリーモードやボスキャラ、対戦前後の掛け合いのキャラクターボイスも復活し新たに必殺技、超必殺技を与えられたキャラもいます。
ノックバックや操作感など、多少違和感を覚える箇所がないではないですがちゃんと遊ぶことのできるゲームになっています。

■ADVANCED V.G.…セガサターン
・1997年3月発売
・おススメ度:2 PS版を遊べない特別な事情がある方はこちらをご利用ください。
上記PS版の移植で基本的には同じものですが、1Pモードでのご褒美画像が復活するなどレーティング面でハードに合わせた要素が追加されています、が、移植度は低くPS版と
比較すると劣化しており、対戦ツールとしては厳しい完成度になっています。
ちなみにご褒美画像は何故かV.G.Ⅱの画像に服を着せるなどして修正したものを使用。
また、一部に当時開発中だったA.V.G.2のものが先行して使用されておりグラフィックが
ところどころでPS版から変更されています。

■ADVANCED V.G.2…プレイステーション
・1998年9月発売
・おススメ度:4 見つけたら手にとって遊んでほしいゲームです。
初代V.G.開発チームが携わったタイトルでもありA.V.Gの続編タイトルでA.V.Gのキャラ
9人に新キャラ5人(ボス含む)が追加され総勢14人のキャラが登場。
全キャラのグラフィックが大幅に描き直され、演出やエフェクトも派手にパワーアップ。
チェーンコンボや空中コンボ、ゲージを消費して発動するEX必殺や超必殺技など当時の
格闘ゲームのお約束をしっかり取り込んでかなりの進化をみせてくれます。
従来のタイトルに比べてシステムが一気に複雑化してはいますが、プラクティスモードが用意されておりコマンドや連続技の練習にも困ることはありません。
他にも完結編となるストーリーモードやタイムアタックモードなど1人プレイでも色々と楽しめる要素がしっかりと組み込まれています。

■V.G.CUSTOM…Windows
・1999年2月発売 
・おススメ度:1 全タイトルやらないと気が済まない気質の方以外は避けてください。
登場キャラはA.V.G.の9人+A.V.G.2から1人(御剣珠緒)の計10人。
A.V.G.2の素材を使用してV.G.をリメイクしたような作風になっているため、外見こそ
A.V.G.2に似てはいますがシステムや操作性、ゲームバランスはA.V.G以下、V.G.Ⅱより
少しマシ程度で対戦ツールとしての価値は全くといっていいほどありません。
A.V.G.2開発後に初代スタッフが会社を去ったため、残された素材を流用して半ば無理
矢理にでっち上げたような、そんなゲームです。
ちなみに勝利時のご褒美画像は18禁でV.G.Ⅱのものをリファインして使用していますが
御剣珠緒は対戦でしか使えないのでご褒美画像が存在しません。

■V.G.MAX…Windows
・1999年9月発売 
・おススメ度:4 グラフィックの好き嫌いはあるけれど、遊んでほしいです。
登場キャラは初代V.G.の6名にA.V.G.2から御剣珠緒、新キャラ北条院雅子の全8名。
ストーリーモードは無く対戦→ご褒美CG表示を繰り返して最後にEDが表示される1P
モード、VSモード、プラクティスモードのシンプルな構成。
キャラのデフォルメ化など各種グラフィック面では過去作に見劣りする部分が多く
ありますが、格闘ゲーム開発に強い有名サークルが開発に関わっており弱強の2ボタン
のシンプルな操作系でありながらチェーンコンボやEX必殺技、超必殺技等の要素も取り
入れられており、格闘ゲームとしての完成度は高いです。
なお本作ではキャラデザインが木村貴宏氏から是空とおる氏に交代しております。

これ以降もV.G.のタイトルを冠したゲームはいくつかリリースされていますが、それらは
前述の通り格闘ゲームではなくアドベンチャーゲームとなっておりV.G.の世界観を用いた
全く別のゲームとなっています。
今後は、折を見て上記タイトルの個別紹介等を出来ればと思います。