たのしいゲームの楽しみ方。

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格ゲー雑感(SFC編その1)

今までの格ゲープレイ人生の中で遊んできたゲームについて短めの感想を
並べていきます。

SFCオリジナルタイトル編

SFCオリジナルタイトルで割としっかり遊んだ事のあるものについて言及。
あくまでも私見なのでご了承ください。

・バトルタイクーン
PCエンジンでリリースされた「フラッシュハイダースの移植」だがキャラクターの入れ替えやシステムなどに手が入れられておりほぼ別ゲームなのでこちらに。
ゲームシステムやキャラクターの技の用途など、格闘ゲームのデザインとしての部分がしっかり考えられており実際のゲームも操作性は良好で連携やコンボも小気味よく決まる。
メインとなるアドバンスドモードは選んだキャラを使用してCPUと対戦、勝利してレベルを上げたり賞金で装備を買う事でキャラの強化を繰り返し、最終目的である大会優勝を目指すもので一人用のもーどでありながら意外とやり込み甲斐がある。
キャラ育成はCS格ゲー黎明期にも見られた要素だが、このゲームでは単にパラメータの増加でキャラクタの性能が上がるだけではなく対戦中ダメージを受ける事でパラメータが減少(コマンド入力で回復可能)、それに伴ってキャラの攻撃力や移動速度が対戦中リアルタイムに変化する仕組みになっているのが特徴で相手の長所を潰す戦い方をすることでパラメータ差による不利を覆すことも可能。

システムに若干の癖があるため、プレイする人を選ぶかもしれないが一度は遊んでみて欲しい。
元開発者の方がブログで綴っていた開発時の裏話を読むと色々タメになる。


バトルマスター 究極の戦士たち
SFCオリジナル格ゲーの雄とでも言うべき存在。
前後ダッシュや空中連続攻撃、ガードキャンセルに投げ抜け等々現在の格ゲーを成す
要素を格ゲーブーム全盛の時代に既に取り込んでいた。
一部つながりすぎるコンボや脅威の食らいキャンセルやゲームバランスなど荒いところ
も多いがそれらのバグすらもゲームバランスに内包されてしまったCS版北斗の拳とでも言うべきタイトル。
このゲームの存在意義は大きい。超おススメ。


・パワーアスリート
ボタンジャンプ、フィールド内を若干だが上下左右に移動可能とゲーム自体はアクション寄りで対戦バランスも大味、複数登場するキャラクタのうち一人用では主人公キャラ1人のみしか使えず同じキャラを育てるだけのゲームになってしまう。
(対戦では最終ボスを除いたキャラで対戦可能だが同キャラ対戦は不可)

各キャラに専用音声があったり全体的なグラフィックが美麗であったりBGMが中々に秀逸だったりと見所は多いので個人的には大好き。
ゲームスピードが若干遅いので、対戦するだけならゲーム速度の速いMD版をおススメしたい。
ただしこのゲームのキモはSFC版にあると、筆者は思っている。
※詳しくは当ブログでの解説エントリをご覧ください。

・TMNTミュータントウォーリアーズ
対戦激亀忍者伝。
キャラクタも大きく操作レスポンスも良好でまじめな話、対戦ゲームとして良く纏まっている。
亀だけで4キャラ枠をとるけれど亀4人含めて全キャラそれぞれに個性的な闘い方が可能だけれど個性的過ぎて対戦バランスはイマイチよくない。
あとキャラがあまり日本人受けしにくい為あまり魅力的には見えないらしい。
トッカとラザーあたりを入れてくれたらよかったのに。

・デッドダン
ジャレコよりスト2同様16MBの大容量でリリースされたタイトル。
対戦中の体力残量に応じてキャラが流血する演出、ライバルキャラとの会話→対戦を繰り返してエンディングまでプレイするストーリーモードやストーリーモード限定ながら物語の進展と共に強化される必殺技、対戦のKO直前からKOまでの数秒間をリプレイ操作出来る斬新なシステムなどビジュアルとドラマチックな展開に重点を置いた格闘ゲーム
ただし通常だと対戦モードで選べるのは主人公4キャラのみで同キャラ対戦不可(特定の手順を踏めば2P側のみライバルキャラも使用できる)、キャンセルが無い、当てても反撃確定する必殺技が複数あるなどゲーム部分にあまり重点を置いていないのであまり対戦には向かない。
なお海外版では隠しコマンドを入力することで対戦モードでの最終ボス含むライバルキャラの使用と全キャラの同キャラ対戦が可能になっているが、代わりにストーリーモードの会話や流血演出はすべて削除されている。
※詳しくは当ブログでの解説エントリをご覧ください。

・対決!ブラスナンバーズ
ある程度使い分けのできる通常攻撃にコマンド入力式の必殺技と投げ技という
格ゲーっぽいシステムは採用されているが、キャンセルや連続攻撃と言ったものは
なく単発の技をぶつけ合うシンプルな対戦アクション。
最大のウリである「光学合成技」は「相手の近くでレバー前+PかK」というコマンドの通り唯の投げ技なのだが一部の技は画面停止や派手なエフェクトを伴う演出が採用されており暗転演出に先鞭をつけたタイトルとしては評価したい。
ジャンプがボタンに割り振られていたり、キャラ育成要素があったりするがこれらは
後の格ゲーにおいて淘汰されていく要素となる。
「大爆発パンチ」「大破壊キック」「液化土佐衛門固め」など記憶に残るの光学合成技
のネーミングセンスには敬服するほかない。
※詳しくは当ブログでの解説エントリをご覧ください。