たのしいゲームの楽しみ方。

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デッドダンス(ジャレコ 1993年3月26日発売)について-敵キャラ紹介①編-

ここからはストーリーモードで立ちはだかるライバル達を紹介します。

●ビーンズ●
頭の悪そうな格好をした死の塔の門番。
メリケンサックを装備していますが、手技よりも足技の性能が高く設定されているのでで主にキックを多用することになります。
特にしゃがみキック2種のリーチと性能は非常に優れており、単発攻撃でダウンを奪うのが重要なこのゲームでは有利に働いています。
このキャラはジャンプ後に攻撃を出さずに着地すると謎の硬直が発生し着地後直ぐにガードやほかの行動に移れないので空ジャンプからの下段、投げの2択が狙えないどころか空ジャンプという行動自体にリスクを負っておりこのゲームで最も安定したダメージソースである通常投げが狙いにくくなっています。

必殺技

●クレイジーナックル 4タメ6+P(1はタメとして認識されません)
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所謂百裂系の技でその場で高速のパンチをひたすら繰り出すシンプルな技。
射程が短くどんな当たり方をしても連続ヒットせずダウンもしないため、ラスト1発を相手が食らってくれるか、この技でKOしない限りかならず反撃を受けます。
しかし相手を画面端に追い詰めた時にこそ、この技はクレイジーな真価を発揮します。
画面端の相手に密着してこの技をガードさせると当たり判定の範囲内でノックバックが発生しなくなる為、全段出し切るまでクレイジーナックルの射程内に相手を捉えることができます。この際に与える削りダメージ、全体力のおよそ3割。
このゲームの全必殺技で最も多大なダメージを与えることが出来ます。
斜めタメを受け付けないのでジャンプ中にタメをつくりジャンプ攻撃→着地して直ぐにクレイジーナックル、という流れが安定です。
ただし発生の早い通常技で相打ちや一方的に割り込むことが出来るキャラも多くいるのでバレるとなんの強みもありません。

●ドロップキック&ダッシュ 412+K
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その場で高くジャンプしてドロップキックを放ち、着地後にダッシュニーキックを繰り出す連携必殺技。あくまで連携なので連続ヒットはしません。
ドロップキックは地上の相手に当たらず、ダッシュニーは当ててもダウンを奪えません。
ドロップキック部分を先読みかつ先端部分の持続当てすれば対空になり、ダッシューニー部分をめり込ませないように使えばガードさせることで最善で五分を維持できますが、相手が画面端に近いとダッシュニーがめり込みやすいので使いどころに注意。

●ドルフ●
死の塔2番めの番人にして、ミサイルが大量に設置された区画の管理者でもあります。
ナイフを用いた各種P攻撃のリーチが長く逆にキックは全般的にリーチが短いため接近戦ではキック、中距離以遠ではPを多用することになります。
垂直ジャンプ強Kが斜め下に突進する特殊技的な攻撃になっており低空でこれを連発する攻めはけっこう強力です。

必殺技
●バズーカショット 1タメ6+P
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ドルフ唯一の必殺技で手持ちのバズーカからロケット弾を射出する飛び道具。
発生、弾速が遅くヒットしてもダウンしないので基本的には画面端同士でのけん制か、相手の起き上がりに重ねる以外に使い道がありません。

●水野 麗●
死の塔3番目の番人唯一の女性で仏像が立ち並ぶお堂のような場所を守っています。
格闘スタイルは古武道で一本歯の下駄を武器に闘いを挑みます。
実際にジャンプ攻撃では空中で下駄を手に装着して殴りつけます。
必殺技は最多の4種を持っていますがうち2種類が飛び道具、残る2種類が対空または切り返し用の技になっており技のリーチが短く、ビーンズと並んでジャンプの着地硬直が長く攻め手に欠けるため基本的には自分からは近づかず、飛び道具で飛ばせて落とすスタイルで。

必殺技
●雷牙拳 236+大P
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前方に電撃球を発射する飛び道具で、弾速は標準的だが、もう一方の飛び道具や他キャラの飛び道具と比較して硬直が少なく、中距離くらいの間合いでも使っていけます。
この技は硬直さえ解けていれば先に撃った雷牙拳がまだ画面上に残っていても2発目を撃つことができるので間合いを離した状態でこれに持ち込めれば常時画面に弾を2発残すことが出来る本作屈指の砲台キャラに成り得ます。
また、連射した場合は最後に撃った雷牙拳だけはガード不能になるという特性を持ちます。

●獄炎爪 236+小P
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地面に炎を走らせる飛び道具で画面端まで届きますが、打点が低いことと雷牙拳に比べて硬直が長いことも、通常の立ち回りの中ではあまり使う機会はありません。
主に起き上がりに重ね、硬直がとけたら直ぐに雷牙拳を撃つことで削り&優位な状況を作り出すために使います。

●蛇光撃 3タメ4+大P
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オーラ付きの屈強Pです。必殺技ですがガード時の削りダメージはありません。
発生は非常に早いのですが攻撃判定が一瞬で消えてしまうのと判定面では早出しの屈強Pと大差無く対空としては実質的に屈強Pのほうが扱い易いと考えてください。
コマンドが前方斜め下タメという特殊な部類なので、飛び道具を撃ったらとりあえず前斜め下にタメを作る癖をつけておくことが肝心です。

●水龍撃 3タメ6+大K
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水龍のオーラを纏って攻撃する打撃技。その場で攻撃判定が出るだけです。
発生が遅く攻撃判定もさほど大きくないので姿勢が低くなるのを利用して相手の冗談攻撃をかわしつつカウンターに使えれば僥倖と思ってください。
蛇光撃同様の前斜め下タメなうえにさらにそこから前方向へ入力という珍妙なコマンドなので慣れるまでは指が覚えてくれずに選択肢に入ってこない場合もあります。


●ガジェット●
死の塔4番目の番人。
巨大な体躯を誇り、プロレス技を駆使するその姿はある沈黙の王者を彷彿とさせるが・・・?
ヴォルツのコンパチキャラで必殺技、通常技の性能が一部変更されていますが基本的な操作感覚は大差ありません。

必殺技
フランケンシュタイナー 相手の近くで41236+大K
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相手の首に飛びつき、そのままバク転の要領で相手を地面に叩きつける投げ技。
威力はヴォルツのコマ投げと同様ですが、技後の間合いは遠くなります。
投げの成立が早く、成立が同時なら弱Pを入力されていても投げることが出来るので対戦においてはガジェットの主戦力となります。
ヴォルツのマッスルバスター同様に相手のジャンプ着地を投げることが出来ます。

●クライムアックス 236+P
技性能はヴォルツのそれと全く一緒です。
当てても反撃確定するので封印しましょう。